ブリコロール

about

手に入れられるあり合わせのものを使い、創意工夫によって欲しいものを作るという意味のフランス語、ブリコラージュ(bricolage)。人類学者クロード・レヴィ=ストロースは、人が物事を作り出す行為の原点をそこに見出しました。
それは抽象的な概念から生みだしたアイデアを具体化するために材料を作り出し、技術を開発する、現代の生産の考え方とは基本的に異なります。
時代の変化や経済開発と共に、それまで続いてきたものごとを捨て去って新しさを求めるのではなく、個人でも手に入る再生可能な自然素材を使ったり、残ったものを繕い、磨き直したりして再び輝きを生み出すモノづくりや、足元の自然と人の営みから生まれる文化。それをブリコラージュと見立て、その作り手を意味するブリコロール(bricoleur)という名の工作活動が石巻を基点に広がっています。

network

我々ブリコロールは持続可能な社会に向けた具体行動を起こしている仲間と共に活動しています。

鹿角プロジェクト

鹿が生息する野山に入り、生え変わるたびに落とされる角を拾う。あるいはジビエの余得にあずかり、ありがたく角をいただく。そうして得た自然素材の循環のプロセスに作者が手を掛け、命を愛でる小品を削り出す。その意味と価値とを知る人に使ってもらうために。


はまぐり堂

石巻牡鹿半島のはまぐり堂で、自然採集作家 しょうこが浜の貝殻やシーグラスなどを組み合わせた装身具「sowaka」、鹿革で刺繍した顔を貝や流木にはめ込んだオブジェ「iyasaka」を製作しています。


FUNADE

「船の門出を祝う港街の縁起物」
大漁旗をプロダクトに。大漁旗ブランド FUNADE~we are stand up 3.11
大漁旗は海上の安全と豊漁を願い、古くから漁民文化の中で船主に贈られてきた祝旗です。
東日本大地震で巡り会った船主たちから沢山の大漁旗を譲り受け、2012年に立ち上がった大漁旗ブランドです。


のんき

宮城県石巻市を拠点に荒廃した山林の整備や狩猟鳥獣のエシカル消費など見捨てられがちな日本の山資源の6次産業化をすすめている猟師作家です。それぞれのストーリーと唯一のモノを掛け合わせた『コトモノづくり』を大切にし、活動しています。


月日工作舎

「在るものを生かし、暮らしを楽しむ。」
使われなくなった古家具、古材、廃材などを創造的に再利用(UPCYCLE)し、家具やアートとして生まれ変わらせています。


blog

初めまして!

ブリコロールのページへようこそ!これからどんどん仲間を増やしていきたいので活動に共感してくれる方は是非是非お声かけください^^

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